天の戸 雫の朝 (ごんべー)

夜明け前からの屋根に滴る朝露の音で田んぼの風景が見える

起き抜けにカメラを担いで田んぼへと向かう

思ったとおりの風景が眼の前に広がっているのだった



天の戸 東風(ごんべー)

明け方から少し肌寒い東風が吹いていた

まだ梅雨入りはしていないのでヤマセではないが嫌な風だ

稲と共に風に揺られながら田んぼの中を腰をかがめて歩く一日だった



天の戸 それから (ごんべー)

田植えから18日目の酒米の田んぼを見る

朝夕と毎日眺めていると時を追うごとにその姿を変えていく

今の姿は根っこが伸びてきて田んぼの栄養を吸い上げ始めたところだ



天の戸 竹蔵さん (ごんべー)

酒米の田んぼを見回る竹蔵さん

この後の会話の中で「今年が最後の酒米作りだ」と言った

また一人大先輩であり仲間でもある農家が引退していく

そんな寂しさに目頭が熱くなった

 



天の戸 その時 (ごんべー)

なぜか朝焼けより夕焼けにココロを惹かれる

始まりの時にはお日様を見ている余裕がないからかもしれない

雲の隙間から放たれる光の矢がキレイだった