天の戸 黄色から (ごんべー)

北国の待ちに待った花の季節が始まった

我が家の庭ではスイセンよりもレンギョウの方がひと足早く咲いていた

見る人の目を楽しませ心和ませ虫たちには明日の糧を与えている



天の戸 花嫁の父 (ごんべー)

誓いの証の指輪の交換、嬉しくもあり、寂しくもある瞬間だった

娘の花嫁姿は眩しいほどで、目には入っているようで、入ってはいない

花嫁の父になれた喜びを噛みしめる自分がここに居る



天の戸 まだ蕾 (ごんべー)

今頃の季節の移ろいは行ったり来たりを繰り返す

雪解けは早かったものの、ここに来て春は足踏みをいているようだ

力いっぱいに咲こうとする花の命が日に日に大きくなっていく



天の戸 搾り納め (ごんべー)

今期最後の槽掛けが終わり搾り出される雫の行方を見守る西田さん

足掛け六ヶ月の長い槽掛けの道のりを思い出しているかのようにも見える

その視線の先にあるものは半年後にここに戻り槽掛けをする姿なのかもしれない



天の戸 帰り支度 (ごんべー)

雪解けが進んだ田圃では帰り支度に合わせて白鳥が餌をついばんでいた

日が暮れたというのに、群によって行動は様々で

ねぐらへ帰る群れも居れば遠くを見ると北へ帰る群れも見えた

それぞれの旅の姿がここに在る