天の戸 雨の使者 (ごんべー)

ミョウガの葉っぱの上で夕日を浴びて佇むアマガエル

その視線は何故かカメラ目線ようにも見えるが

梅雨明けを思わせるような夕焼けを恨めしく見つめているようでもあった



天の戸 紫陽花 (ごんべー)

客を待つ間に紫陽花の花が恋しくて庭に出てみる

今年も可憐な花をいっぱいに咲かせ静かに命を燃やし続けている

咲いて枯れてまた咲いて命は限りなく巡っていく



天の戸 緑波 (ごんべー)

 

台風崩れの西風が絶え間なく吹き付け稲を揺らし

緑色に塗り込められた大地が休むことなく波打つ

揺られるほどに稲の根っこは大地をしっかりと掴み茎を支える

 



天の戸 別れの花 (ごんべー)

その時を待っていたかのようにそろって咲いた花

別れは悲しいものだがその存在が消え失せてしまうのではない

その姿はいつも心の中に生きている



天の戸 梅雨の花 (ごんべー)

雨の気配を感じてか庭先のあやめが一斉に花びらを開き始めた

あやめほど雨が似合う花はこの世に無いかもしれない

これから本番を迎える梅雨の便りとも言えよう