天の戸 冬の華 (ごんべー)

冬の夜空に大輪の華が今年も咲いた

多くの人に見守られて輝く華

一瞬の光の華は一期一会の華なのだ



天の戸 雪化粧 (ごんべー)

三日三晩降り続いた雪の合間にお日様がわずかに顔を出した瞬間カメラを持って外に出てみる

ウカウカしているとまた雪雲がやってきて白い花吹雪を降らせる

全てを白く塗りつぶして綺麗でしょうと我が物顔で春まで居座る魔物の世界だ



天の戸 小春日和 (ごんべー)

いつもの年ならば雪が積もり薄暗い毎日が続いているのに今年はまだお日様が元気にしている

だがこんな元気なお日様を拝むのは今日あたりが今年の最後になるらしい

冬将軍が大群の寒気を伴ってお日様を追いかける足音が聞こえてきたからだ



天の戸 輝き (ごんべー)

仕込みが始まるまでの僅かな時間をぼんやりと過ごしていると

いつもとは違う角度からの眺めが輝きを放ち目に飛び込んできた

朝の光が見せてくれる眩しいひとときだった



天の戸 モノクローム (ごんべー)

今年も冬の使者が音もたてずにやってきた

夜中の雨の音が止み静かな夜明けは決まって白い景色が広がっている

長い季節の始まりに喜んでいるのは犬ばかりではないようだ