Monthly archives: 3月, 2016

天の戸 洗濯 (ごんべー)

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一冬の疲れを癒やしてあげるように槽の袋を洗う

洗った後は風を受けて休みに入る

秋には眠りからさめて酒の友となる



天の戸 贐 (ごんべー)

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また一人ここから巣立っていく

そんな君へ蔵人たちの笑顔を贈ろう

いってらっしゃ



天の戸 土恋し (ごんべー)

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畦道の肩が雪の間から見え始めるようになった。

雪消の待ち遠しい農夫が堅雪を渡って自分の田圃の様子を見に来ていた。

春よ来い、早く来い、雪国の春はもうそこまで来ている。

 



天の戸 空へ (ごんべー)

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水の旅に纏わる姿が、ここにも見える。

大釜で沸かした水蒸気は米を蒸し上げ空へと駆け上がっていく。

いつかまた、この地を訪れるのは数十年先の事になるのかもしれない。



天の戸 始まり (ごんべー)

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蔵で働く女性達の仕事の始まりは玄関の掃除からだ。

毎日何人もの人が出入りする場所なので丹念に磨きをかける。

掃除は、自分を磨くことへと継って行く。