Monthly archives: 11月, 2017

天の戸 冬の晴れ間に (ごんべー)

この時期は鉛色の空が幅を聞かせているので青空を拝める時間は僅かしか無い

そんな澄み切った空のもとに鳥海山が悠然と姿を現す

ここに住む者にとって季節を映し出す鏡のような存在だ



天の戸 初搾り (ごんべー)

半年ぶりの袋折り作業は感を取り戻しながらの作業となる

一枚、また一枚と醪の入った袋を慎重に重ねて行く

袋が積み重な度に槽場は新酒の香りで満たされていく



天の戸 初雪 (ごんべー)

空から冬のたよりが舞い降りてきた

全てを真っ白に覆い尽くし季節をリセットしてくれる

春を待つ長い季節の始まりだ



天の戸 三冠の祝酒 (ごんべー)

長い道のりを経て辿り着いた所は、終点ではなく通過点であり

その先に在るものは未知の世界が待ち受けている

これからも、たゆまぬ努力で一歩づつその道を切り拓いていく



天の戸 蒸す (ごんべー)

米粒の隙間を通り抜けた蒸気が静かに湧き上がっている

米の一粒一粒に酒になるための命を吹き込んで次から次へと湧き上がる

水の命が空へと戻っていく瞬間でもある