Monthly archives: 1月, 2019

天の戸 ぱらり (ごんべー)

洗米と浸漬を終えた米粒があられ雪のようになって切り返しされる

その年その年によって米の登熟具合が違うのでそこをしっかりと見極め

味わいのある酒になるように正確な原料処理が毎日行われている



天の戸 吟醸日和 (ごんべー)

冬型の気圧配置が続き寒波がやってきて安心しているのは我々だけだろうか

寒いからこそできる仕事でありそこから極上の逸雫が搾り出される

人も酒も寒さの中で育っていく



天の戸 イメージ (ごんべー)

搾りたての槽口を含み熟成の時期を見極める

一冬で仕込む酒は人々の口に入る場面をイメージしながら造る

それがどんな場面なのかは酒が教えてくれる



天の戸 龍のように (ごんべー)

甑の中の酒米を蒸し上げた湯気が勢いよく吹き抜けから大空へと駆け上がる

その姿は北風に乗って様々な姿に形を変え一つとして同じ姿にはならない

時には鳥のように時には天女ように時には龍のように



天の戸 真冬の訪問者 (ごんべー)

真冬になると蔵を訪れるのは見学のお客様ばかりではない

雪が積もり外の食べ物が乏しくなるとすずめが出入りするようになりこぼれた蒸し米どころか

しめ飾りや見本の稲の穂までを食べ尽くしていく

可愛いけどあまりありがたくない訪問者だ