天の戸 吟の精 (ごんべー)

今年の夏は早足に去っていってしまった。

いつもの年ならば稲穂が黄色みを帯びている頃なのだが、今年はまだ青いままだ。

だが、稲は着実に日々の温度と光を感じて子孫を残すために働き続けている。